Since May 2020
国際開発

乳幼児死亡の多くはなぜ栄養不良と関係しているのか ― 医療だけでは救えない命

Summary(日本語)乳幼児死亡の多くは、下痢や肺炎などの感染症が直接の死因として記録される。しかし国際機関の評価では、これらの死亡の約45–55%に栄養不良が基礎的要因として寄与しているとされる。本稿では、栄養不良がどのように感染症の致...
国際開発

貧困はなぜ栄養不良として現れるのか ― 所得指標では見えない現実

Summary(日本語)貧困はしばしば所得や消費によって測定されてきた。しかし、こうした経済指標だけでは、人々が直面している脆弱性や生活の質を十分に捉えることはできない。本稿では、貧困がなぜ「栄養不良」という形で現れるのかを整理し、栄養指標...
国連プロジェクト

TORの善し悪しは評価指標で決まる-国連プロジェクトで失敗しない評価設定とは

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) – 栄養疫学者; グローバル・ヘルス・ニュートリション・スペシャリスト・元Harvard T.H. Chan School of Public Health 客員サイエンティ...
公衆衛生政策

国際的な実務経験は、行政支援の現場でどう評価されるのか

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) 栄養疫学者/グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリスト日本の中小企業支援政策は、制度としてはよく整えられていると感じる場面が多い。一方で、その運用の現場に目を向けると...
公衆衛生政策

専門性と制度の「文法」のズレを、実体験から考察する。

専門性がそのまま評価されるとは限らない──行政支援や補助金申請の現場に立ったとき、私はその事実を改めて実感した。博士号を持ち、国際機関でのプロジェクト運営や、ハーバード大学での国際共同研究倫理審査の経験を積んできたとしても、日本の制度の中で...
公衆衛生政策

米政府の研究費カットでハーバードに危機 留学生・多様性に打撃

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) 栄養疫学者/グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリストプロフィールはこちらトランプ政権による研究助成の削減米国の学術ジャーナルNatureは、トランプ政権がハーバード...
国連プロジェクト

TORの構成とは?国連プロジェクトで使える実務チェック8項目【テンプレあり】

国連のエキスパートとしての仕事を始める際、TOR(任務遂行要項)を充分に理解する必要があります。TORはミッションの詳細を示す文書であり、役割、責任、及び目標を明確にします。ミッションの遂行において、TORに基づき進捗を管理し目的を達成します。
SDGs

SDGsって無理がある?──その違和感と“本当の意味”を解き明かす

著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)ハーバード大学博士(Sc.D.)/栄養疫学者・グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリスト元国連・国際機関プロジェクト策定経験者はじめにSDGsという言葉が、当たり前のように日常に溶け...
栄養疫学

国際学会発表の最新動向:ポストコロナ時代の変化と戦略

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) ― 栄養疫学者/グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリスト本記事は、パンデミック期における国際学会のオンライン化を、実務者の視点から記録したものである。これは一時的な...
国連プロジェクト

KPIは必要だが、それだけでは足りない ― 国際開発プロジェクトにおける指標選定の判断

著者: 吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.)栄養疫学者(Nutrition Epidemiologist)/グローバルヘルス・ニュートリション スペシャリスト元WHOコンサルタント(公衆栄養政策および人材育成計画を担当...