Since May 2020
社会実装・ガバナンス

専門性と制度の「文法」のズレを、実体験から考察する。

専門性がそのまま評価されるとは限らない──行政支援や補助金申請の現場に立ったとき、私はその事実を改めて実感した。博士号を持ち、国際機関でのプロジェクト運営や、ハーバード大学での国際共同研究倫理審査の経験を積んできたとしても、日本の制度の中では、その前提が共有されていない場面が少なくない。しかし同時に...
Harvard/ハーバード大学

米政府の研究費カットでハーバードに危機 留学生・多様性に打撃

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) 栄養疫学者/グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリストプロフィールはこちらトランプ政権による研究助成の削減米国の学術ジャーナルNatureは、トランプ政権がハーバード大学を含む米国の主要研究大学に対して研究費などを大幅に削減す...
国際開発(International Development)

【続編】国連プロジェクトTORの書き方:成功する構成と注意点

国連のエキスパートとしての仕事を始める際、TOR(任務遂行要項)を充分に理解する必要があります。TORはミッションの詳細を示す文書であり、役割、責任、及び目標を明確にします。ミッションの遂行において、TORに基づき進捗を管理し目的を達成します。
sdgs

SDGsって無理がある?──その違和感と“本当の意味”を解き明かす

著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)ハーバード大学博士(Sc.D.)/栄養疫学者・グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリスト元国連・国際機関プロジェクト策定経験者はじめにSDGsという言葉が、当たり前のように日常に溶け込んできました。学校教育、企業活動、メディア、商品パッケージ...
presentation

国際学会発表の最新動向:ポストコロナ時代の変化と戦略

執筆:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa, Sc.D.) ― 栄養疫学者/グローバル・ヘルス・ニュートリションスペシャリスト本記事は、パンデミック期における国際学会のオンライン化を、実務者の視点から記録したものである。これは一時的な出来事ではなく、今後の学会運営や研究発表の在り方を考える上で...
international development

国連プロジェクト提案書の書き方:評価指標の選定ポイント

はじめにこれまでにTOR(Terms of Reference)に関する記事をご紹介してきましたが、筆者が実際にプロジェクト計画を立てる中で最も慎重になるのは「どの指標を選ぶか」です。適切な指標の設定は、現状分析から介入前後の比較、成果の提示に至るまで、すべてのステップでプロジェクトの説得力と透明性...
environment-climate

見過ごせない気候の未来:米国のパリ協定離脱と2050年の危機|Threats by the U.S. Withdrawal from the Paris Agreement

著者: 吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)栄養疫学者/グローバルヘルス・ニュートリション スペシャリストプロフィールはこちら2025年、アメリカ合衆国は再びパリ協定からの離脱を決定しました。この動きは、世界的な気候変動対策の中核である2050年までの温室効果ガス排出削減目標の達成に重大な影...
sdgs

ポストSDGsとは?次世代の国際目標を理解するために|Beyond the SDGs: A Guide to the Next Global Agenda

SDGsは貧困、飢餓、疾病などの地球レベルの課題をMDGsから引き継いだ。「ポストSDGs」は、今後、進捗検証から明らかになるか、貧困と気候変動の重要課題は斬新な取り組みが必要である。
project management

失敗しない国連ToRの読み方:ポイント解説

TORの理解はプロジェクトやミッションの成否に関わる重要な要素です。適切な方針や目標の把握、役割や期限の誤解を防ぎ、円滑なコミュニケーションを促進し、成功に向けた協力を確保します。TORの理解はプロジェクトやミッションの成否に関わる重要な要素です。
nutritional epidemiology

認知症とビタミンD:安全な日光浴と栄養対策とは

ビタミンD欠乏症が認知症、特にアルツハイマー病と関連している可能性が指摘されている。食習慣と日光浴習慣の見直しが必要である。日光浴については、メラノーマのリスクを考え理性的な習慣を心掛ける。サプリメントは賛否両論があり更なる情報が必要である。