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コロナから6年を経て:国際学会発表アップデート

著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)本記事は、2021年に書いた「オンライン学会の進化」の続編です。以前の記事はこちら → オンライン学会の進化:アメリカ栄養学会の事例から(2021年版・アーカイブ)はじめに著者は2017年から2023年の間、米国で研究をしていた時、何回かヨーロッパや...
international development

国連プロジェクト提案書成功の鍵:指標選定と現状分析のポイント

著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)国際プロジェクトの提案書作成における重要な要素成果が期待される国際プロジェクトプロポーザルの策定には、質の良いデータに基づいた現状分析とPDCAに必要な指標の選択が欠かせません。提案書を成功に導くためには、現状分析に基づいて適切な指標を選定し、プロジ...
environment-climate

米国のパリ協定離脱と2050年の気候変動予測

著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)はじめに2025年、米国は再びパリ協定から離脱する決定を下しました。これは、2050年までの温室効果ガス排出削減目標の達成に深刻な影響を及ぼす可能性があります。本稿では、米国の離脱がもたらす具体的な影響を整理し、特に加盟国間での協力の遅れについて考察...
sdgs

ポストSDGsとは?意味と重要性を解説

SDGsは貧困、飢餓、疾病などの地球レベルの課題をMDGsから引き継いだ。「ポストSDGs」は、今後、進捗検証から明らかになるか、貧困と気候変動の重要課題は斬新な取り組みが必要である。
project management

タームズオブリファレンス(TOR)の役割とリスク:プロジェクトやミッションの成功にどう影響するか

TORの理解はプロジェクトやミッションの成否に関わる重要な要素です。適切な方針や目標の把握、役割や期限の誤解を防ぎ、円滑なコミュニケーションを促進し、成功に向けた協力を確保します。TORの理解はプロジェクトやミッションの成否に関わる重要な要素です。
nutritional epidemiology

認知症とビタミンDの関係:ビタミンD生成における安全な日光浴と栄養の重要性

ビタミンD欠乏症が認知症、特にアルツハイマー病と関連している可能性が指摘されている。食習慣と日光浴習慣の見直しが必要である。日光浴については、メラノーマのリスクを考え理性的な習慣を心掛ける。サプリメントは賛否両論があり更なる情報が必要である。
econoimics

アマルティア・セン(Amartya Sen)のケイパビリティ・アプローチとSDGs

センの提唱した「ケイパビリティ・アプローチ」は、人間の能力や自由を評価し、単なる経済成長だけでなく人間の幸福と発展を中心に据えた開発戦略を示した。また、彼の性差に関する研究は、SDGsの一環としてのジェンダー平等の重要性を強調した。
nutritional epidemiology

トランス脂肪酸使用が日本で禁止されていないのは何故か

多くの国がトランス脂肪酸の使用を禁止しているなか、日本はまだ規制がない状況である。これには主に日本人のトランス脂肪酸の摂取量がWHOの推奨値や米国人の平均値よりも低いという見解が影響しており、これらの指標だけで規制を論じることには疑問が残る。より包括的で客観的な情報を考慮することが必要である。
humanitarian assistance

パレスチナ・ガザ地区の飢餓

パレスチナ・ガザ地区の国内避難民の困難な状況と、UNICEFの最新声明に焦点。飢餓危機や国際支援の緊急性に迫ります。UN安保理決議や現状分析、UNICEFの役割も紹介。日本の国連への貢献とガザへの支援はどうあるべきか?
nutritional epidemiology

栄養学研究におけるエビデンスの信頼性

栄養と健康の関係で同じテーマでも異なる結果が得られることがある。エビデンスには質に違いがあり質の高いエビデンスを得るには適切な研究方法が必要。因果関係を示すには複数の高品質な研究が一致する必要があり国際的に合意された基準に従って判断しなければならない。