# Kazuko Yoshizawa Website > Explore the World of Life Sciences --- ## 固定ページ - [Contact(お問い合わせ)](https://libreriahealth.com/contact%ef%bc%88%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%ef%bc%89/): - [Home](https://libreriahealth.com/home/): - [Privacy Policy](https://libreriahealth.com/privacy-policy/): 個人情報の利用目的 当ブログでは、メール... - [Profile](https://libreriahealth.com/profile/): Kazuko Yoshizawa, Sc.D. (Harvard University) | Expert in Global Health & Capacity Building | Former UN Expert, WHO Consultant, JICA SpecialistJapanese (Academic Focus)吉澤和子(ハーバード大学 博士)| グローバル・ヘルス & キャパシティ・ビルディング専門家 | 元国連職員・WHOコンサルタント・JICA専門家 - [Sitemap](https://libreriahealth.com/sitemap-xml/): --- --- ## 投稿 - [SDGsを「自分ごと」にするには無理がある?──持続可能な未来への違和感と問い直し](https://libreriahealth.com/sdgs-rethinking/): SDGsの本質とは?MDGsとの違いやSDGsの表面的アピールの懸念を通して、私たちに求められる本当の持続可能な行動を問い直します。 - [コロナから6年を経て:国際学会発表アップデート](https://libreriahealth.com/international-conference-update-digitalization-hybrid/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)コロナ後、国際学会は急速にデジタル化し、ハイブリッド型が主流に。地理的制約を超えた参加や新たな交流の形が生まれ、研究発表も進化。本記事では、最新の学会のデジタル化とその影響を解説。 - [国連プロジェクト提案書成功の鍵:指標選定](https://libreriahealth.com/international-project-proposal-success-indicators/): 国連プロジェクト提案書作成の成功に不可欠な指標選定と現状分析の重要なポイントを解説。プロジェクト管理の成功要素を分かりやすく紹介。 - [米国のパリ協定離脱と2050年の気候変動予測](https://libreriahealth.com/us-paris-agreement-withdrawal/): 著者:吉澤和子 米国のパリ協定から再び離脱は国際協力の弱体化が懸念され、気候変動対策の国際的な連携が損なわれる可能性がある。日本を含む国際社会がその役割を十分に果たせるかは不透明である。 %%sitename%% - [ポストSDGsとは?経緯とその重要性](https://libreriahealth.com/post-sdgs/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)SDGsの目標達成度を振り返り、ポストSDGsに向けた課題を検討。気候変動、食のあり方、再生可能エネルギーの重要性を議論し、持続可能な未来に向けた取り組みの必要性を強調。地球温暖化の健康リスクや、SDGsが引き継ぐ課題についても触れ、次のステップを考える。 - [TORを理解しないリスクとは?プロジェクト成功の鍵](https://libreriahealth.com/tor-risks-understanding/): タームズオブリファレンス(TOR)の理解は、プロジェクトやミッションの成功に不可欠です。コンサルタントがTORを正しく理解し、役割や責任を把握することで、目標達成に向けた作業を効率的に進め、コミュニケーションの障害を避けることができます。この記事では、TORを理解する重要性やその影響について解説します。 - [認知症とビタミンDの関係:ビタミンD生成における安全な日光浴と栄養の重要性](https://libreriahealth.com/dementia-vitamind-sunbathing-diet/): ビタミンD不足が認知症リスクを高める?最新研究と予防策を解説。 - [アマルティア・セン(Amartya Sen)のケイパビリティ・アプローチとSDGs](https://libreriahealth.com/amartyasencapabilitiesapproach/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [トランス脂肪酸使用が日本で禁止されていないのは何故か](https://libreriahealth.com/transfatjapan/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [パレスチナ・ガザ地区の飢餓](https://libreriahealth.com/unicefgazafaminestatement/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [栄養学研究におけるエビデンスの信頼性](https://libreriahealth.com/nutritionepidemiology/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [国連プロジェクトの管理ガイド:TOR(Terms of Reference)の使い方](https://libreriahealth.com/untor/): 国連プロジェクトの成功に欠かせないTOR(業務取扱要領)。その役割や作成のポイント、導入方法を詳しく解説します。プロジェクトの進行管理をスムーズにし、目標達成を確実にするために、TORを効果的に活用する方法を紹介します。 - [F-75とF-100: 子供の生存率向上の鍵、重症栄養失調治療用ガイドライン](https://libreriahealth.com/severemalnutrition-f-75andf-100/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [栄養と病気の関係: 信頼性と解釈について](https://libreriahealth.com/reliability-research-methods-nutrition-disease-relationship/): 著者は栄養と疾患の因果関係を理解するため... - [母乳育児推進:SDGsの戦略‐こどもの生存の鍵](https://libreriahealth.com/global-nut-target2025-breastfeeding-policy-brief/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [【気候変動】クライメイト・グループの活動](https://libreriahealth.com/climate-netzero/): Climate Week NYC 2022のハイライトと、気候変動対策におけるクライメイト・グループの役割について詳しく解説します。 - [オンライン学会の進化:アメリカ栄養学会の事例から](https://libreriahealth.com/posterpresentation/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [ビッグデータの活用事例:インフルエンザの流行を予測する](https://libreriahealth.com/bigdata-casestudyflu/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [【SDGs】国連児童基金 UNICEFと国連世界食糧計画 WFPの活動](https://libreriahealth.com/adgs-unicef-wfp-activities/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [「【英語プレゼンのコツ】成功するための3つのポイント](https://libreriahealth.com/presentation/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [【貧困の経済学】Amartya Sen アマルティア・セン](https://libreriahealth.com/amartyasen/): アマルティア・センの経済思想と倫理学の融合を解説。貧困や飢餓の経済学、ケイパビリティ・アプローチ、そして人間開発指数(HDI)がどのように社会や政策に影響を与えたかを紹介します。 - [栄養とSDGs: 社会経済開発における役割](https://libreriahealth.com/nutritionsocioeconomicdev/): 著者 吉澤和子 プロフィール はじめに ... - [栄養不良と「5歳未満のこども」:国連の開発指標と挑戦](https://libreriahealth.com/globalmalnutritiondeterminants/): 著者 吉澤和子 プロフィール なぜ「5歳... - [Kazuko Yoshizawa(吉澤和子)の栄養疫学研究|Harvard FFQ妥当性研究](https://libreriahealth.com/presentationcardio2020/): 著者 吉澤和子 プロフィール 【食物摂取... - [【未知の感染症】COVID-19この1年](https://libreriahealth.com/covid19beyond/): 著者 吉澤和子 プロフィール WHOの緊... - [【トランス脂肪酸】食品への使用禁止:世界的の動きと日本の現状](https://libreriahealth.com/transfat1/): 著者 吉澤和子 プロフィール はじめに ... - [研究方法の重要性:栄養と病気の関係におけるエビデンスの質と解釈](https://libreriahealth.com/evidencelevel/): 著者 吉澤和子 プロフィール 研究デザイ... - [【国連SDGs】乳児死亡率改善:戦略としての母乳栄養](https://libreriahealth.com/sgdsbreastfeeding/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [【国連プロジェクトの計画方法】6つのポイント:キャパシティビルディングを例に](https://libreriahealth.com/who-consultant/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [【GDP大幅マイナス】SDGs とCOVID-19](https://libreriahealth.com/sdgscovid19/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... - [「新世紀アントロポセンの食」:持続可能な人類の食のあり方](https://libreriahealth.com/sustainability-diet/): 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshi... --- # # Detailed Content ## 固定ページ ### Contact(お問い合わせ) - Published: 2025-04-21 - Modified: 2025-04-21 - URL: https://libreriahealth.com/contact%ef%bc%88%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%ef%bc%89/ --- ### Home - Published: 2024-01-14 - Modified: 2024-05-04 - URL: https://libreriahealth.com/home/ --- ### Privacy Policy - Published: 2020-05-06 - Modified: 2024-01-14 - URL: https://libreriahealth.com/privacy-policy/ 個人情報の利用目的 当ブログでは、メールでのお問い合わせなどの際に、名前(ハンドルネーム)、メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合がございます。 これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。 これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。供い... --- ### Profile > Kazuko Yoshizawa, Sc.D. (Harvard University) | Expert in Global Health & Capacity Building | Former UN Expert, WHO Consultant, JICA SpecialistJapanese (Academic Focus)吉澤和子(ハーバード大学 博士)| グローバル・ヘルス & キャパシティ・ビルディング専門家 | 元国連職員・WHOコンサルタント・JICA専門家 - Published: 2020-05-06 - Modified: 2025-05-20 - URL: https://libreriahealth.com/profile/ 吉澤和子(ハーバード大学博士) 略歴|Kazuko Yoshizawa, Sc. D. Biography 公衆衛生・栄養疫学研究者(ハーバード大学博士)。グローバル・ヘルス&キャパシティ・ビルディング専門家。元UNICEFサーベイランス・テクニカル・オフィサー、WHOコンサルタント。過去、国際機関を通してアジア・アフリカにおける栄養政策および公衆衛生プロジェクトの推進に従事。 スーダン保健省アドバイザーとして、現地の保健システム改善と栄養政策の強化に貢献。2017年から2023年まで、ハーバー... --- ### Sitemap - Published: 2020-05-04 - Modified: 2024-05-25 - URL: https://libreriahealth.com/sitemap-xml/ --- --- --- ## 投稿 ### SDGsを「自分ごと」にするには無理がある?──持続可能な未来への違和感と問い直し > SDGsの本質とは?MDGsとの違いやSDGsの表面的アピールの懸念を通して、私たちに求められる本当の持続可能な行動を問い直します。 - Published: 2025-04-16 - Modified: 2025-05-03 - URL: https://libreriahealth.com/sdgs-rethinking/ - カテゴリー: sdgs - タグ: 持続可能な開発, 未来, 気候変動, 環境問題, 社会問題 SDGsを「自分ごと」にするには無理がある?──持続可能な未来への違和感と問い直し SDGsという言葉が、当たり前のように日常に溶け込んできました。 著者: 吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに SDGsという言葉が、当たり前のように日常に溶け込んできました。しかし、その広がりの一方で、どこか表面的で、無理をしているような感覚を覚えることもあります。SDGs(持続可能な開発目標)は、MDGs(ミレニアム開発目標)から進化した国際的なアジェンダです。その歴史と背景をふまえることで... --- ### コロナから6年を経て:国際学会発表アップデート > 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)コロナ後、国際学会は急速にデジタル化し、ハイブリッド型が主流に。地理的制約を超えた参加や新たな交流の形が生まれ、研究発表も進化。本記事では、最新の学会のデジタル化とその影響を解説。 - Published: 2025-02-24 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/international-conference-update-digitalization-hybrid/ - カテゴリー: presentation - タグ: international conference 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) 本記事は、2021年に書いた「オンライン学会の進化」の続編です。以前の記事はこちら → オンライン学会の進化:アメリカ栄養学会の事例から(2021年版・アーカイブ) はじめに 著者は2017年から2023年の間、米国で研究をしていた時、何回かヨーロッパや中近東での国際学会発表へ招待されたことがある。主催者は対面での参加を希望し、費用の負担の申し出もあったが、時間的なコストを考え、オンラインで発表することを選んだ。新しいシステムに感謝したものの、... --- ### 国連プロジェクト提案書成功の鍵:指標選定 > 国連プロジェクト提案書作成の成功に不可欠な指標選定と現状分析の重要なポイントを解説。プロジェクト管理の成功要素を分かりやすく紹介。 - Published: 2025-02-02 - Modified: 2025-04-22 - URL: https://libreriahealth.com/international-project-proposal-success-indicators/ - カテゴリー: international development - タグ: indicator selection, project management, project writing, SDGs, UN はじめに これまでにTOR(Terms of Reference)に関する記事をご紹介してきましたが、筆者が実際にプロジェクト計画を立てる中で最も慎重になるのは「どの指標を選ぶか」です。 適切な指標の設定は、現状分析から介入前後の比較、成果の提示に至るまで、すべてのステップでプロジェクトの説得力と透明性を高めるカギを握っています。 本記事では、筆者自身の経験も交えながら、国際機関のプロジェクト提案における「指標の選び方」について、実践的なチェックリストとともに解説します。 PDCAサイクルと指標... --- ### 米国のパリ協定離脱と2050年の気候変動予測 > 著者:吉澤和子 米国のパリ協定から再び離脱は国際協力の弱体化が懸念され、気候変動対策の国際的な連携が損なわれる可能性がある。日本を含む国際社会がその役割を十分に果たせるかは不透明である。 %%sitename%% - Published: 2025-01-23 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/us-paris-agreement-withdrawal/ - カテゴリー: environment-climate - タグ: policy, SDGs 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに 2025年、米国は再びパリ協定から離脱する決定を下しました。これは、2050年までの温室効果ガス排出削減目標の達成に深刻な影響を及ぼす可能性があります。本稿では、米国の離脱がもたらす具体的な影響を整理し、特に加盟国間での協力の遅れについて考察します。 米国のパリ協定からの離脱とその影響 米国の離脱が世界の温暖化対策に与える影響 米国は世界第2位のCO₂排出国であり、その不参加は温室効果ガス削減の国際的な努力を大きく削ぐことになります。... --- ### ポストSDGsとは?経緯とその重要性 > 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)SDGsの目標達成度を振り返り、ポストSDGsに向けた課題を検討。気候変動、食のあり方、再生可能エネルギーの重要性を議論し、持続可能な未来に向けた取り組みの必要性を強調。地球温暖化の健康リスクや、SDGsが引き継ぐ課題についても触れ、次のステップを考える。 - Published: 2024-06-13 - Modified: 2025-04-16 - URL: https://libreriahealth.com/post-sdgs/ - カテゴリー: sdgs - タグ: MDGs / ミレニアム開発目標/MDGs, ポストSDGs / Post-SDGs 気候変動 / Climate Change 貧困 / Poverty 再生可能エネルギー / Ren, 再生可能エネルギー / Renewable Energy, 国際機関 / UN, 気候変動 / Climate Change, 貧困 / Poverty SDGsは貧困、飢餓、疾病などの地球レベルの課題をMDGsから引き継いだ。「ポストSDGs」は、今後、進捗検証から明らかになるか、貧困と気候変動の重要課題は斬新な取り組みが必要である。 ポストSDGsとは?経緯とその重要性 公開日: 2024年6月13日 最終更新日: 2025年4月14日 ポストSDGsを提案する前にすること:経緯と目標到達度の検証 最近、SDGs(持続可能な開発目標)が話題になることは珍しくありません。あるYouTubeチャンネルで、「ポストSDGsは何か?」という質問がMCからパネリストに突然投げかけられるシーンがありました。しかし、そんな質問を急に投げかけられたパネリストは戸惑いを隠せない様子でした。この質問に答えるには、まずSDGsが策定された経緯を理... --- ### TORを理解しないリスクとは?プロジェクト成功の鍵 > タームズオブリファレンス(TOR)の理解は、プロジェクトやミッションの成功に不可欠です。コンサルタントがTORを正しく理解し、役割や責任を把握することで、目標達成に向けた作業を効率的に進め、コミュニケーションの障害を避けることができます。この記事では、TORを理解する重要性やその影響について解説します。 - Published: 2024-04-19 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://libreriahealth.com/tor-risks-understanding/ - カテゴリー: project management - タグ: policy, SDGs, TOR, UN 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに 以前、「国連コンサルタントの戦略的アプローチ:TOR」というタイトルの記事を書きました。TORは「Terms of Reference」の略で、業務方針などを指します。TORの内容を正しく理解することは、プロジェクトやミッションの成功に不可欠です。例えば、WHOやUNICEFなどの国際機関からコンサルタントを依頼される場合、通常はTORが提供されます。依頼を受ける側はTORの内容に合意してサインするため、仕事を依頼する側も受ける側も、... --- ### 認知症とビタミンDの関係:ビタミンD生成における安全な日光浴と栄養の重要性 > ビタミンD不足が認知症リスクを高める?最新研究と予防策を解説。 - Published: 2024-03-14 - Modified: 2025-03-31 - URL: https://libreriahealth.com/dementia-vitamind-sunbathing-diet/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: cognitive health, dementia, sun exposure, vitamin D 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) 世界に広がるビタミンD欠乏症と認知症患者の増加 世界的にビタミンD不足が拡大しているとされています。その主な原因は、皮膚がんリスクを回避するための紫外線への露出不足にあります。このような行動パターンがビタミンD欠乏と関連していると考えられ、アルツハイマー型認知症との関連性を指摘する学者がいます。最近の研究によれば、体内のビタミンDレベルが増加することで、認知症のリスクを軽減できる可能性が示されています。本記事では、ビタミンDと認知症の関連性につ... --- ### アマルティア・セン(Amartya Sen)のケイパビリティ・アプローチとSDGs - Published: 2024-01-20 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/amartyasencapabilitiesapproach/ - カテゴリー: econoimics - タグ: poverty, SDGs, UN 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに 多くの日本人、特に若い世代の多くは、アマルティア・セン(Amartya Sen)が誰であるかを知らないかもしれません。しかし、開発の分野に関わる人たちにとって、彼は記憶に残る学者の名前です。アマルティア・センの経済学は、貧困と福祉に関する重要な理論を提供しています。この記事では、この学者が誰であるか、そして彼の研究がSDGs(持続可能な開発目標)の構築にどのように貢献しているかを解説します。 アマルティア・センの経済学 センは、現代の... --- ### トランス脂肪酸使用が日本で禁止されていないのは何故か - Published: 2023-12-25 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/transfatjapan/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: food safety, Japan, policy 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) トランス脂肪酸の日本における規制状況 多くの国でトランス脂肪酸の使用が規制されていますが、2023年12月現在、日本ではまだそのような制約がありません。これは、日本人のトランス脂肪酸の摂取量が米国やWHOが推奨する基準よりも低いと評価され、それにより安全性が確保されていると見なされています。 ただし、この評価が摂取量の平均に基づいているため、一部の個別の摂取が安全であるという保証には疑問が残ります。この記事では、この理由に焦点を当て、規制の根拠... --- ### パレスチナ・ガザ地区の飢餓 - Published: 2023-12-24 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/unicefgazafaminestatement/ - カテゴリー: humanitarian assistance - タグ: Gaza, hunger, malnutrition, ODA, Palestine 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) パレスチナ・ガザ地区の国内避難民 中東のパレスチナ・ガザ地区の紛争状態が日々メディアで報道されています。この地域で繰り広げられている紛争に巻き込まれた国内避難民の画像を見ると、戦争や紛争が続く中、被害を受けた人々は日々の暮らしに困難を強いられていることが理解できます。しかしそれがどれほどひどいものかは、日本にいる私たちにはなかなか理解し難い側面もあります。そこで、数日前に国連がガザ地区の現状を伝える報告書を発表しましたので、この記事ではその内容... --- ### 栄養学研究におけるエビデンスの信頼性 - Published: 2023-10-04 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/nutritionepidemiology/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: diet, evidence, reliability, research 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) エビデンスと信頼性について 栄養と健康の関係には、肯定的な結びつきと否定的な結びつきが存在します。同じ研究テーマに関しても、異なる結果が得られることがあります。例えば、油を摂取すると体重が増加するという研究結果がある一方で、油を摂取しても体重に変化がないという別の結果もあります。これらの違いから、一般の読者は栄養学が信頼性に欠けると感じるかもしれません。 ただし、栄養と健康に関する研究は複雑であり、結果の違いには様々な要因が関与します。例えば、... --- ### 国連プロジェクトの管理ガイド:TOR(Terms of Reference)の使い方 > 国連プロジェクトの成功に欠かせないTOR(業務取扱要領)。その役割や作成のポイント、導入方法を詳しく解説します。プロジェクトの進行管理をスムーズにし、目標達成を確実にするために、TORを効果的に活用する方法を紹介します。 - Published: 2023-09-20 - Modified: 2025-04-14 - URL: https://libreriahealth.com/untor/ - カテゴリー: project management - タグ: terms of reference, TOR, UN, united nations 国連プロジェクトの管理ガイド:TOR(Terms of Reference)の使い方 公開日: 2023年9月20日 最終更新日: 2025年3月26日 国連プロジェクトの成功に不可欠なTORとは? TOR(Terms of Reference)は、業務取扱要領と訳されたりしていますが、国連(United Nations, UN)でのプロジェクトや仕事における大切なガイドラインです。依頼された仕事を遂行するために、役割、目的、スケジュールを理解することが重要です。国連の仕事は、世界中で平和、発展... --- ### F-75とF-100: 子供の生存率向上の鍵、重症栄養失調治療用ガイドライン - Published: 2023-09-17 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/severemalnutrition-f-75andf-100/ - カテゴリー: united nations initiatives - タグ: F-100, F-75, malnutrition, UNICEF 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) F-75とF-100:フィールドで使用できる重度栄養失調治療用ミルク 栄養失調とは、何らかの要因で十分な栄養を得られず、体に必要な栄養素の不足が生じる状態を指します。この問題は発展途上国や緊急事態下にある地域で特に深刻で、未成年者や高齢者など、脆弱な人々に影響を与えています。栄養失調のなかでも重度の場合は、致死率が高くなります。栄養失調の程度に合わせて治療を行えば生存率が改善します。フィールドでは栄養失調を治療し、患者の健康を改善するための特別... --- ### 栄養と病気の関係: 信頼性と解釈について - Published: 2023-07-08 - Modified: 2025-04-29 - URL: https://libreriahealth.com/reliability-research-methods-nutrition-disease-relationship/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: evidence, エビデンス 著者は栄養と疾患の因果関係を理解するために、高品質な研究から得られた信頼性の高いエビデンスが必要であることを示す記事を書きました。この記事では、栄養と病気の関係における信頼性と研究方法の重要性について詳しく掘り下げています。 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに 著者は栄養と疾患の因果関係を理解するためには、高品質な研究から得られた信頼性の高いエビデンスが必要であることを示す記事を書きました。この記事では、もう少し深掘りしました。 栄養と病気の関係の信頼性と研究方法の重要性 栄養と病気の関係には、「有」となる場合と「無」となる研究結果があります。これは、食事や栄養摂取が特定の病気の発症や進行に影響を及ぼす可能性があるかどうかを指します。しかし、どちらが本当に信頼できるかを判断するには、研究論文... --- ### 母乳育児推進:SDGsの戦略‐こどもの生存の鍵 - Published: 2023-07-08 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/global-nut-target2025-breastfeeding-policy-brief/ - カテゴリー: initiatives - タグ: breast feeding, SDGs, UN 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに SDGs目標に到達するための戦略として、生後6か月間の完全母乳育児の普及は重要であるが、依然として課題がある。2012年の世界保健総会の決議から10年が過ぎたにもかかわらず、未だに十分な成果を上げていないと言わざるをえない。しかし、完全母乳育児の割合が目標に達していない現状を認識しながらも、乳幼児の健康や免疫、長期的な幸福において母乳育児の重要性を理解することが不可欠である。母乳育児を促進し支援する取り組みは継続されるべきであり、普及... --- ### 【気候変動】クライメイト・グループの活動 > Climate Week NYC 2022のハイライトと、気候変動対策におけるクライメイト・グループの役割について詳しく解説します。 - Published: 2022-09-24 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/climate-netzero/ - カテゴリー: environment-climate - タグ: climate group, cop21, SDGs 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) Climate Week NYC 2022(クライメイト・ウィーク・ニューヨーク2022):気候変動の重要な課題を議論する国際的なイベント クライメイト・ウィーク・ニューヨーク2022 (Climate Week NYC 2022)が、9月9日から11日まで、米国のニューヨーク市で対面及びオンラインにより実施された。Climate Week NYC 2022(クライメイト・ウィーク・ニューヨーク2022)は、気候変動の重要な課題を議論する国際的... --- ### オンライン学会の進化:アメリカ栄養学会の事例から - Published: 2022-06-11 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/posterpresentation/ - カテゴリー: presentation 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに 米国栄養学会での研究発表の方法が進化している。この学会は毎年開催されているが、2022年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響が残る中で、多くの研究発表がオンライン形式で実施された。この記事では、進化するデジタルポスター(ePoster)発表の事例を取り上げ、その特徴について解説する。 オンライン学会の進化:新しいIT技術の導入とAIの活用 学会がオンラインで開催されると聞いたとき、最初はZoomでの発表をイメージした。しかし... --- ### ビッグデータの活用事例:インフルエンザの流行を予測する - Published: 2022-02-12 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/bigdata-casestudyflu/ - カテゴリー: big data - タグ: big data, data analysis, evidence, flue, health prediction 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) はじめに ビッグデータの活用方法が注目を浴びています。ビッグデータは社会・経済の問題解決などに応用できると言われています。特にビッグデータの公衆衛生分野での利用可能性については、2014年に韓国の大学で行った公演を契機に、最新の情報を追加・更新しています。この記事では2つの具体的な活用事例を挙げ、ビッグデータの可能性について解説します。 Google検索クエリのビッグデータからインフルエンザ流行を予測 近年、仕事や勉強で調査をする際、検索エンジ... --- ### 【SDGs】国連児童基金 UNICEFと国連世界食糧計画 WFPの活動 - Published: 2021-11-12 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/adgs-unicef-wfp-activities/ - カテゴリー: who 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) 国連には、国連事務局の下部組織、例えばユニセフや専門機関、例えばWHOなど多数ありますが、それぞれが異なる分野で活動しています。その中でも、飢餓や栄養問題に専門に取り組んでいる機関があります。筆者は国連でフィールドで働いた経験を持つ専門家として、UNICEF(国連児童基金)とWFP(世界食糧計画)の活動について、それぞれの役割や活動内容を説明したいと思います。 国連児童基金の活動 国連児童基金はユニセフ(UNICEF)とも呼ばれている。この組織... --- ### 「【英語プレゼンのコツ】成功するための3つのポイント - Published: 2021-09-18 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/presentation/ - カテゴリー: presentation 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa) 著者は栄養情報を統計学で検証する方法論を研究しており、国際学会での英語でのプレゼンテーションの機会が度々あります。しかしながら、研究の重要性をわかりやすく伝えることは常に課題です。この課題に対処するために、著者が実践している3つのポイントについて解説します。 英語での研究発表を行う際に優先して実践している3つのポイント これらは、著者が常に意識している重要な要素です。特にそのため、これらのポイントに注力することが重要です。 発表テーマについて熟... --- ### 【貧困の経済学】Amartya Sen アマルティア・セン > アマルティア・センの経済思想と倫理学の融合を解説。貧困や飢餓の経済学、ケイパビリティ・アプローチ、そして人間開発指数(HDI)がどのように社会や政策に影響を与えたかを紹介します。 - Published: 2021-06-06 - Modified: 2025-04-04 - URL: https://libreriahealth.com/amartyasen/ - カテゴリー: econoimics - タグ: Amartya Sen, development economics, human development index, アマルティア・セン, 貧困の経済学 【貧困の経済学】Amartya Sen アマルティア・セン 公開日: 2021年6月6日 最終更新日: 2025年3月26日 はじめに 2021年6月に発行された“The Harvard Gazette”の記事には、1998年ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・セン(Amarty Sen)の最近の動向についての内容があり、彼が70年近くにも亘る充実した研究生活を続けていることが分った。そのなかで、彼の新しい著書「Home in the World: A Memoir」が、同年7月に英国と米国で出... --- ### 栄養とSDGs: 社会経済開発における役割 - Published: 2021-04-18 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/nutritionsocioeconomicdev/ - カテゴリー: who 著者 吉澤和子 プロフィール はじめに 本記事では健康と経済の密接な相互関係に焦点を当て、特に社会経済開発と栄養改善の関連性について解説します。現代社会において、持続可能な発展を達成するためには、経済的な成長だけでなく、人々の健康と栄養も重要な要素として考慮されています。社会経済開発は、貧困削減、教育の普及、雇用の創出など、国や地域の繁栄を推進するための取り組みを指し、一方で栄養改善は健康的な生活と持続可能な発展の土台を築く役割を果たします。この記事では、両者がどのように補完し合い、国際機関のア... --- ### 栄養不良と「5歳未満のこども」:国連の開発指標と挑戦 - Published: 2021-01-31 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/globalmalnutritiondeterminants/ - カテゴリー: who - タグ: mother's literacy, under-5 child 著者 吉澤和子 プロフィール なぜ「5歳未満のこども」なのか? 「5歳未満のこども」は国連の社会・経済開発資料の中で頻繁に使用される用語です。開発分野では、この年齢層の栄養不良率が一般的に開発指標として利用されます。その背後には、この指標が開発の進捗状況や成果を的確に評価するために非常に感受性が高いことが理由として挙げられます。 国連は多くの場合、開発プロジェクトの成果を「5歳未満のこどもの栄養不良率」をもとに評価します。 国のGDPが高くても、この指数が高い場合、その国の社会において依然として... --- ### Kazuko Yoshizawa(吉澤和子)の栄養疫学研究|Harvard FFQ妥当性研究 - Published: 2020-12-28 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/presentationcardio2020/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: ffq, nutritional-epidemiology 著者 吉澤和子 プロフィール 【食物摂取頻度調査票(FFQ】】の妥当性研究: 学会発表 栄養と生活習慣病の関係の研究には、大規模追跡調査から病気と栄養情報が必要です。栄養情報の収集方法には、食物摂取頻度調査票(FFQ)が広く利用されます。著者らは2014年に日本で使用するFFQを開発しました。FFQの妥当性検証研究は、栄養疫学の最も重要な基礎的な部分です。詳しい妥当性の統計解析方法はハーバード大学で開発された方法論を用いています。 栄養と生活習慣病の関係:大規模追跡調査とFFQの重要性 現代の公... --- ### 【未知の感染症】COVID-19この1年 - Published: 2020-12-17 - Modified: 2024-08-03 - URL: https://libreriahealth.com/covid19beyond/ - カテゴリー: evidence 著者 吉澤和子 プロフィール WHOの緊急事態宣言から11ヶ月――希望のワクチンに向けて 世界保健機関(WHO)が、新型新コロナウイルス(COVID-19)パンデミックに対して緊急事態宣言(2020年1月30日)を採択してから11ヶ月が経った。感染の猛威は第2波を経て第3波へと続いているが、ワクチン普及が終了するまで脅威はしばらくつづくと思われる。そんな中、数日前に電子版ニューヨーク・タイムズから「A shot of hope」という記事が送られてきた。日本語で、希望のワクチン、と言う意味だと思... --- ### 【トランス脂肪酸】食品への使用禁止:世界的の動きと日本の現状 - Published: 2020-09-20 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/transfat1/ - カテゴリー: nutritional epidemiology - タグ: evidence, food safety, policy 著者 吉澤和子 プロフィール はじめに 食品の安全性と健康への関心が高まる中で、トランス脂肪酸が注目されるようになってからかなりの時間が経った。特に、その健康への影響が明らかになるにつれ、各国で規制や禁止策が取られる動きが広がってきたが、日本では、規制の動きが遅い。本稿では、トランス脂肪酸に関する国際的な規制と禁止の動向に焦点を当て、その背景や影響について深堀りしたい。 トランス脂肪酸の規制と禁止に関する国際的な動向 米国におけるトランス脂肪酸の法的規制 米国では2018年6月よりトランス脂肪酸... --- ### 研究方法の重要性:栄養と病気の関係におけるエビデンスの質と解釈 - Published: 2020-09-12 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/evidencelevel/ - カテゴリー: evidence - タグ: nutritional-epidemiology 著者 吉澤和子 プロフィール 研究デザインがエビデンスの質を決める 栄養と病気の関係には、「有」となる場合と「無」となる場合があります。どちらが「確からしい」かは、研究論文に書かれた研究方法を読むことで判断できることが多い。 エビデンスにはレベルがある。質の高いエビデンスを得るためには、適切な研究方法が必要である。因果関係を証明するには、複数の高品質な研究から得られた結果が一致していることが必要である。 同じ研究テーマでも、異なる結果が得られることがある。例えば、同じテーマについて米国と日本で異... --- ### 【国連SDGs】乳児死亡率改善:戦略としての母乳栄養 - Published: 2020-09-08 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/sgdsbreastfeeding/ - カテゴリー: united nations initiatives - タグ: breast feeding, SDGs, UN 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)プロフィール 完全母乳栄養で乳児死亡率低下を目指す:SDGsの戦略として 世界の中で、高い乳児死亡率は 、アフリカ地域とアジア地域に集中している。そのため、国連はSDGsの目標達成のための戦略として、完全母乳栄養の普及に努めている。完全母乳栄養は、科学的根拠に基づいて、乳児死亡率の低下につながるからである。完全母乳栄養の定義は、 世界保健機関(WHO)は生後6か月までは母乳のみを与え、その後適切な離乳食とともに、2歳、またはそれ以後も母乳栄養を継... --- ### 【国連プロジェクトの計画方法】6つのポイント:キャパシティビルディングを例に - Published: 2020-09-06 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/who-consultant/ - カテゴリー: international development - タグ: SDGs, TOR, UN 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)プロフィール WHOの東南アジア局との栄養改善プロジェクト 2016年の春、WHOの東南アジア局本からコンサルタントの依頼があり引き受けることになった。ミッションの内容は、東ティモールの保健省が実施する「国が直面している栄養改善を目的とし保健省のキャパシティ・ビルディングのための計画策定」であった。キャパシティ・ビルディングとは人材育成のことである。この記事では国連が策定するプロジェクト計画で重要な6つの項目に絞って解説したい。 東ティモール:独... --- ### 【GDP大幅マイナス】SDGs とCOVID-19 - Published: 2020-08-30 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/sdgscovid19/ - カテゴリー: who - タグ: GDP, SDGs 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)プロフィール 【SDGs】COVID-19が持続可能な開発目標に与える影響 COVID-19のパンデミックは、多くの国の人々の活動が抑制されるため、程度の差はあっても多くの分野で、SDGsの進行を遅らせるであろう。 そして、それは世界のより貧しい人々に更に大きな影響を与えるはずである。 最近、主要な国連ドナー国は、GDPの大幅な低下を報告している。 これらの国の経済の悪化は、結果として国連への拠出金が削減に繋がると思われるため、SDGsの達成に関... --- ### 「新世紀アントロポセンの食」:持続可能な人類の食のあり方 - Published: 2020-05-27 - Modified: 2025-03-26 - URL: https://libreriahealth.com/sustainability-diet/ - カテゴリー: environment-climate - タグ: anthropocene, plant based diet, SDGs 著者:吉澤和子(Kazuko Yoshizawa)プロフィール 背景と提案 この提案は、2050年に世界の推定人口が100億人に達することや加速する気候変動など、環境破壊への対処方法を示したものです。現在の地球レベルの食料生産が環境に大きな負荷をかけているからです。また、食事が慢性疾患の増加に寄与するというエビデンスに基づいています。 プラネタリーヘルスダイエットの提案 「新世紀アントロポセンの食」とは「プラネタリーヘルスダイエット」と同様の意味を持ちます。この提案は、地球の健康と個人の健康を同... --- ---